Boss (ボス) / TR-2 vs malekko (マレッコ) / trem トレモロエフェクター比較 レビュー

今までトレモロはBossのtoremolo TR-2を愛用していたのですが、エフェクターボードをできるだけコンパクトにしたいというエフェクターレビューには相応しくない理由で小型のトレモロエフェクターMalekko Heavy Industry TREMを購入。たかがトレモロと侮る事無かれ!音の印象が全然違うのです。


コンパクトで可愛いエフェクター …がしかし音色はいかに!? Malekko Heavy Industry TREM

Malekko Heavy Industry TREM
Malekko Heavy Industry TREM

まずはMalekko TREMから音の印象を書いてみます。少し使ってみてわかったのですが、このエフェクターにはBossのトレモロエフェクターについているWAVEツマミがありません。波形は明らかに四角波(BossトレモロのWAVEツマミを右に回した音色)です。とても現代的ではっきりしたトレモロ効果が得られます。

音が途切れるタイプですね。ツマミspeedとdepthをマックスにするとマシンガンのようなトレモロ効果が得られます。80年代以降の派手なトレモロ効果が好きな人にはマッチすると思います。

ただ僕の求めるトレモロの雰囲気はレトロで柔らかい音の揺らぎみたいなものだったので、正直失敗しましたね。たかがトレモロと思って「小さいほうが良いや」くらいに考えてしまってました。ただこれだけ小さいのにローノイズで、しかも音痩せを補正できるヴォリューム調整が内部ツマミで可能なようです。

depthのツマミを最小限に絞って、なんとか雰囲気を作ってみようと思っていますが、ギター単体で弾いている限り、残念ながら「気持ち良い!」とはいきませんでした。音って奥が深いものですね。ちょっとした違いでインスピレーションが湧いたり、湧かなかったりしちゃうのが難しくもあり、面白みでもあります◎

LEDによる視覚的な音作りも可能!
TREMは極小サイズに2つのノブを搭載したアナログトレモロペダルです。
ゆっくりと、ささやかにゆらめくような音色から、強く音が途切れるようなパルスサウンドまで、たった2つのノブを調整するだけで簡単に作り出すことができます。
SPEEDノブは、揺れのスピードを調整できます。LEDが音の揺れに合わせて点滅するため、視覚的に音作りをすることができます。
DEPTHノブは揺れの深さを調整します。
また、裏蓋をはずして内部にあるトリムポットによって、音量を微調整することができます。
※電池駆動はできません。

我らがBoss!!さすがに繊細で良いエフェクターだと再認識! BOSS TR-2

BOSS TREMOLO TR-2
BOSS TREMOLO TR-2

Bossのエフェクター、やっぱり世界で賞賛されるだけありますね。いつこのトレモロエフェクターを購入したのか忘れちゃいましたが、今回他のトレモロエフェクターと比較する事で、その性能の良さを再認識させられました。

WAVEコントロールのツマミで繊細にトレモロの波形を変えられる点は素晴らしいです。

左にツマミを回すとレトロで優しい三角波(台形波?)の揺れを作り出すことが出来ますし、右に回すと、音が途切れる感じを演出できます。巷ではBossエフェクターの音痩せを気にする方も多いようですが、トレモロを使った事の無い人にはトレモロ1台目として、とても優秀なエフェクターだと思います。自分の欲しいトレモロを知る事もできますし、しかも安い!

元来トレモロエフェクターは音量を削ることによって揺らぎを表現するエフェクターだと思うので、音痩せや、音の抜けを気にするのならば、トレモロを効果的に響かせる為に、曲のアレンジを考えるべきなんじゃないかと僕は思います。

ただ、デカイ(笑)勿論素晴らしいコンパクトエフェクターなのですが、それほど使用頻度の高くないトレモロエフェクターはもう少し小さくしてほしいなぁってのが個人的な願望です。後、Bossのエフェクターのフットスイッチは大きくて踏みやすいのですが、隣のエフェクターを踏みたいのに一緒に踏んでしまうってのが難点です(笑)

ビンテージ・アンプに内蔵される、レトロでなめらかな台形波トレモロを忠実に再現。オーソドックスなトレモロ・サウンドから、機関銃のような効果のスイッチング奏法まで自由自在です。
■ギター用エフェクター
■トレモロ
■電源:06P(1個)、ACアダプター(別売:PSA-100)
■寸法・重量:70(W)×55(H)×125(D)mm、400g


トレモロ効果の違いがよくわかる動画(波形が違う?年代別トレモロモード)

最後に、面白いトレモロエフェクターの動画があったので観てください。このエフェクターにはトレモロモードとして「ハーモニック・トレモロ:61年製」、「パワーチューブ・トレモロ:63年製」、「フォトセル・トレモロ:65年製」と3つのモードの音の違いがよくわかる動画です。僕は一番レトロな感じがする「ハーモニック・トレモロ:61年製」が好きでした◎僕が思う三角波(台形波)ですね。「フォトセル・トレモロ:65年製」になると、くっきりとした四角波になっているんじゃないかと感じます。

この動画を観て「フォトセル・トレモロ:65年製の音が一番グッときたぜ!」って人にはmalekko (マレッコ) / tremおススメです◎
デモ演奏として80年代の名曲The SmithのHow Soon Is Nowのイントロが聴けちゃいますね(笑)

逆に「ハーモニック・トレモロ:61年製の優しい揺らぎのほうが、断然好みだわ!」って人ならBossのTR-2が良いかもしれませんね。

このSTRYMON ( ストライモン ) / FLINTには上質なリバーブも装備されていて良いなぁって思うのですが、なかなかに高価ですね◎