エフェクターボードへのエフェクター固定の方法にはマジックテープを使うのが一般的だと思うのですが、マジックテープ固定では弱く、少し持ち運んだだけで、エフェクターがケースの中でゴロゴロしますよね。そこで良い固定方法を見つけたのでご紹介してみようかと思います。
現在使用しているエフェクターケースは KC エフェクターケース EC-50 ってヤツです。以前はもっと大きなエフェクターケースを使っていたのですが、スタジオやライブハウスへの移動だけでヘトヘトに。。。
なのであえて、持ち運びがストレスにならない大きさのエフェクターボードを選び、エフェクターは厳選する事にしています。
ホームセンターで購入できるウレタンマットを使って簡単手軽にエフェクターを固定
必要なのは下画像のようなマットだけです。
厚さは20mmのものがピッタリ収まります。300x300mmの大きさだったので、2枚購入。(エフェクターボードの内寸が424x226mmなので)
まずは、エフェクターボードに収まるようにカッターで切ります。伸縮性のある素材なので、ほんの少しだけ大きめにカットしておくとキレイに収まります。
その上にエフェクターを並べてレイアウトします。このときケーブル類のサイズも考えておかないと、悲しい結果になりますのでご注意ください。
1. エフェクターをボードにレイアウト
ケーブルの配線も意識しながら、レイアウトしたら、マスキングテープを使ってカットする印をつけていきます。このとき、写真の下部分、エフェクターの下は少しスペース空けておいた方が良いです。Bossのエフェクターのフットスイッチには電池交換の為に開閉ネジがついているため、ボードの下ギリギリにレイアウトしてしまうと、ケースの端にネジ部分が引っかかって踏み込めなくなっちゃいます。※要注意です。
2. マスキングテープでつけたレイアウトの印に沿ってウレタンボードをカットする
レイアウトのラインが決まったら、後はカッターを使って切るだけです。今回、オルファのカッターナイフを使ったのですが、よく切れるカッターだと楽々作業ができますね。
随分アバウトな感じですが、キレイに収まるんですよ。エフェクターのサイズより、1~2mm小さめに切っておくとしっかり固定できます。
カットし終わったらこんな感じです。
後は実際にエフェクターをセットしてみて、コネクタ部分等でカットが必要な部分をカットすれば出来上がりです◎
ウレタン(スポンジ?)ボードを使えば、エフェクターを両面テープなどで固定する必要はありません。
しっかり摩擦があるので、ガッチリ動かなくなります。なのでレイアウトを変えたくなったら、またウレタンボードを買ってくれば何度でもレイアウトし直せちゃいます。
ウレタンボードによるエフェクターの固定が完成!
このエフェクター固定方法、ウレタンシートとカッターとカッターマットくらいがあれば簡単にできるので、おすすめです。
ウレタンシートで大切なエフェクターの保護にもなりますし、EPBoosterのような小さなエフェクターでもしっかり固定できるので、エフェクターが倒れちゃうなんてこともありません。ステージでのセッテイングの時間短縮にもなりますよ◎勿論、持ち運びの間にエフェクターがグチャグチャって事とはオサラバであります(笑)
尚、このウレタン(スポンジ?)シート、けっこう高いです。もっと安いものがあると良いなぁ。