AKAI (アカイ) / HEADRUSH E2 レビュー その2

ループマシンとして非常にシンプルで使いやすいエフェクターだが、ディレイペダルとしても大変優秀なおすすめエフェクターだった!

AKAI(アカイ)のループマシン Head Rush
AKAI Head Rush E2

このブログを始めた当初に、おすすめループマシンとして、ご紹介させていただいたAKAI ( アカイ ) / HEADRUSH E2ですが、ディレイエフェクターとしても大変優秀なエフェクターである事に最近気付いたので改めてご紹介いたします。

このエフェクターはデジタルなのですが、ループモードと2つのディレイモード計3モードを足元でセレクト可能です。

ディレイモードにはアナログディレイモードテープエコーモードがあります。

■ アナログディレイモード

非常にクリーンでありながら、HF DAMPのツマミのコントロールでディレイ音の高音域を調整できます。クリーンなディレイから、残響音に丸みを持たせたアナログディレイサウンドまで、非常に繊細にコントロールできます。HF DAMPツマミを回しきっても、けっしてボヤボヤな音になってしまう事は無く、しっかり空間的広がりを感じさせてくれます。とても使いやすい。バンドアンサンブルの中でもしっかり演出してくれます。

■ テープエコーモード

こちらはテープエコーをシミュレートしたディレイサウンドなのですが、良質なサウンドです。テープエコーモードでは4ヘッドのテープエコーをシミュレートしているそうで、音の減衰の仕方を変える事ができます。4回のディレイ音の音量やタイミングを変えられるので、リズミックなディレイサウンドを作れます。これは面白い。

■ ルーピングレコーダーモード

ループマシンが好きで、Bossのループステーション、Line6 DL-4も所有していますが、ダントツでこのHEADRUSH E2が使いやすいです。機能的にはループステーション、DL-4に劣りますが、シンプルな操作性とフットスイッチの押しやすさで、一番使いやすいです。ループのタイミングがとり易いですね。

■ アカイ ヘッドラッシュの総評

ライブステージでの操作性を重視した、非常によく考えられたエフェクターです。ディレイモードではタップテンポが可能ですし、エフェクトOFF時にブツっと音が途切れないように残響音が残ります。ツマミでかなり細かく設定ができるのですが、シンプルで感覚的にわかりやすい。足元でモードの切り替えが出来るので、曲中にディレイとして使いながら、ループパートを挿入なんて事も出来ちゃいます。E2の前機種であるE1から使い続けているエフェクターですが、今、改めてよく出来たエフェクターだなぁと関心しております◎

考え抜かれたシンプルなコントロールでアナログ感たっぷりの空間演出してくれるAKAI ヘッドラッシュ!おすすめです☆

少し大きな個体ですが、手放せないディレイ/ルーパー エフェクターです◎



AKAI (アカイ) / HEADRUSH E2 レビュー その1はこちら↓↓↓