中音域が気持ち良く太く、大好きなボロい音が出るエフェクター
これ僕の好みの音がします。同社のTS9よりも中音域が太く柔らかくなります。ローファイ好きの僕には大好きな音。。試奏時、FenderのChampion 600という小型真空管アンプを使わせていただいたのですが、このアンプ自体がまろやかな音なので、とても相性良く暖かい音がしました。TS808のオーバードライブをフルアップすると単音でのチョーキングが気持ち良く決まる組み合わせでした。このTS808はMaxon OD808と似た歪み方ですね。ザクッとアタック音が歪むBOSS BD-2やHotcakeの歪み方とは違っています。音全体が温かく太くなる感じです。
OD808同様、ハイゲインなオーバードライブではないので、ハードロック・メタルでは使えないかもしれません。
TS9と同時に試させてもらったのですが、全く違う印象です。ハイファイモダンなTS9に対してTS808はレトロな印象で、僕は断然808が好きですね(笑)TS9をモダンと評しましたが、これはあくまでも私的な印象でして、80年代のハードロック以降は僕の中でモダンハイファイなイメージです。TS9のレビューとして「古いロックな音」と評されているのをよく見かけますので、人によってはTS9の音をレトロだと感じるのかもしれませんね。
一番最初に発売されたTUBE SCREAMERの復刻モデル。TS9やTS9DXに比べ、より中音域に集約したまろやかな歪みが特徴です。
■タイプ:ギター用エフェクター
■チューブスクリーマー
■電源アダプタ-用1/8″ミニプラグ変換コード付属
このアンプ、まろやかな良い音していたんですが、やっぱりスピーカーが小さい為なのか、コード弾きした際の音の広がりに窮屈さを感じてしまいました。やっぱり集合住宅で良い音出すのは難しいんですかね。。見た目は可愛かった◎