マイルドで上品なオーバードライブ
ずっとBOSS BD2を愛用してきたのですが、ハムバッカー2基搭載のテレキャスターデラックスを使い始めてから、もう少しウォームなサウンドのオーバードライブが欲しくなりMAXON ( マクソン ) / OD808を購入。
楽器店に行ってもこの商品を扱っていないところが多かったので、他の人のレビューやYoutubeの試奏映像などを参考にコイツに決めました。同じマクソンのOD820も気になっていたのですが、OD808は通販で1万円を切る値段だし、見た目もコンパクトで可愛いのできっと良い音がするはずだと思い決断。
音はメーカーの説明通りウォームで上品な感じです。
他の方のレビューでは歪みが足りないといった書込みも見たのですが、僕は少し歪ましてクランチ気味に使うので、むしろよく歪むと感じました。(ハイゲインなオーバードライブのようには歪みませんが…)
楽器との相性もあるのでしょうが、テレキャスデラックスのハムバッキングと合わせると何とも心地良い温かみのある音がします。
単音で弾いた際にも丸い歪みが加わりますし、コードで弾いてもキレイに響きます。BOSS BD-2と比べると同じオーバードライブでも随分印象が違うなぁと感じました。異なる個性って感じで改めてBD-2の良さもわかりました。
MAXON ( マクソン ) / OD808とBOSS BD-2ブルースドライバー 比較した感想
ピッキングニュアンスをよく表現してくれるのはBD-2の方かもしれません。アタック音が歪む感じでしょうか。ガツンと歪んだコードを弾いた後、優しくアルペジオを弾くと最初のアタックコードだけが歪んでアルペジオはほとんどクリーンな音になります。これが気に入って長らくBD-2とフェンダージャガーのフロントピックアップばかり使ってました(笑)
BOSSのBD-2はザクッとアタック音が歪む感じで乾いたサウンドキャラクター。
これに対し、OD808は少しコンプのかかった印象。コードもマイルドに歪みますし、単音でのアルペジオでもその優しいサウンドキャラクターは失われません。かと言ってピッキングニュアンスが失われる訳でもないので、非常に上品で滑らかに演奏できます。 僕はオーバードライブのツマミは8~9時程度に軽くかけて使っています。
低音もしっかり出ますし何より演奏していて気持ちの良いオーバードライブだと感じました。
maxon OD808はマイルドに全体が歪むサウンドキャラクター。
OD808とフェンダーテレキャスターデラックスを使って音楽したい欲MAXでございます!
MAXONを代表するモデルと言える、ピュア・オーバードライブ。ナチュラルでウォームな歪み、抜群の音ヌケと粒立ちの良さが特徴。
■タイプ:ギター用エフェクター
■オーバードライブ
■電源:9V乾電池1本又はACアダプタ(別売)
■寸法・重量:7W×11D×5.5Hcm、280g
■真空管アンプを彷彿させるナチュラルな歪みは、ギター本来の音と弾き手のスタイルをダイレクトに表現してくれます。ブースターとして使用すると、アンプのキャラクターを損なうことなく、気持ち良くゲインを上げてくれます。